不妊治療をやめるタイミング

不妊治療をやめるタイミングはいつ!?

私は30代の男です。

 

独身ですので私のような立場で不妊治療について意見を述べるのはとても心苦しいのですが、
不妊治療をやめると思っている方、もしくはそのタイミングについて考えられている方に私から
少しメッセージを送らせてください。

 

私の周りで交流のある女性の中にも不妊治療をしている友人もいます。

 

特に私は学生時代、一応生徒会長などもやっていたので周りの友人も
相談してきてくれるのです。

 

中には「やめる」と言った友人もいましたし、「タイミング」を探っていると悩んでいる
友人もいます。

 

私は独身ですが、もし結婚ができたら、もちろん子供が欲しいと思っています。

 

少し私の話をさせて下さい。

 

私は先ほど生徒会長をやっていたと言いました。

 

これは事実です。高校の時生徒会長に立候補する生徒がいなくて私に「やってくれないか?」と
声がかかりました。

 

私自身「やる」と決めたら「やりきる」タイプなので先生達ともめる事も多々ありました。

 

そんな事を繰り返すうち、私自身、心に傷を負ってしまいました。

 

そして、生徒会長の任期を全うし、高校を中退しました。私はその後、精神科医の医師に
お世話になるようになり、今は日常生活には支障はでていませんが毎食後の薬は16歳の頃
から飲み続けています。

 

私は、その経験を通し「やめる」という「タイミング」を人生の中で決断する事がいかに
難しいことかというのを身をもって経験しました。

 

「僕にはできません。」

 

という言葉をもっと早くに言っていたら…。もう少し自分の人生も違っていたかもしれないと
後悔する時もあります。

 

私ももう30代になりその頃の記憶というのも薄らいでいる感覚です。

 

そんな経験をした私にとって不妊治療をしてもお子さんの顔が見られない。

 

その事で自分自身が心を病んでしまってしまいそうなら、私は「やめてほしい」と
強く願っています。

 

もしくは、パートナーの方が自分の責任だと感じすぎてしまったらと考えると、
それもぜひ、お二人で不妊治療についてもう一度話し合ってみてはいかかでしょうか?

 

私は、不妊治療についての知識はほとんどありませんが、ただ人生には何度か
分岐点があります。

 

どちらを選んでもきっと正解だとも思っています。

 

自分とパートナーの子供ができないならば不妊治療にトライする。

 

そういったご夫婦はとても素敵ですしそのような方々にすぐに
「無理はしない方が…。」などと言うつもりは全くありません。

 

しかし、その選択がお二人にとって大きな心の負担になられているのなら、
私の経験を踏まえて言いますが「やめる」という決断をする「タイミング」に
来ているのではないでしょうか。

 

国が調査する出生率はあきらかに減少しています。

 

それに、私の周りで子供を二人以上産んでいる女性はわずかです。

 

もちろん、晩婚化、高齢出産率の高さ等は私もテレビやネットの情報、
あるいは周りの人を見れば私の親世代よりも子供を産む環境というのは
変化していると強く感じます。

 

その上で不妊治療に懸命に努力されている方々がいるというのも知っているつもりです。
ただもう一度だけ言わせてください。

 

「できないことはできないでいいのではないでしょうか。」
「親に孫の顔を見せたい!」私も、もういい年齢なのでそういう気持ちは
痛いほどわかります。

 

しかし、私のように心を病む辛さは経験してほしくないと願っています。

 

不妊治療に励まれているご夫婦というのはきっと素晴らしいパートナーを
得た日本の宝とも言えます。

 

そのようなご夫婦に新しい命が産声すらあげないという悔しさは
きっとある事と思います。

 

しかし、できないのならしかたがない。二人でいつまでも仲の良い夫婦で
いようと決断するタイミングにもなる。

 

いや、なってほしいと思います。例えばですがありきたりな精神病に
「うつ病」があると思いますが、私は重度のうつ病の方を見たことがあります。

 

落ち込んでいるなどというレベルではありません。本当に病です。

 

もちろん、うつ病になっても今では薬や心理療法等でデイケアに通えるまで回復されたり、
もしくは仕事に復帰し社会の第一線で再び活躍されている方がほとんどですが病に
なるくらいなら、日本の宝のご夫婦がいなくなってしまう位なら…。

 

不妊治療についてもう一度考え直してみて下さい。

 

例えば、医師から「難しい」とおっしゃられているのならば今の医学というのは私たち
一般人がちょっとした本を見て得た知識よりはるか先を走っています。

 

なので、ご夫婦二人でいつまでも幸せな日常を楽しんでみてください。
この先、テクノロジーの進歩で50代もしくは60代になっても自分の子の顔が
見られる技術が確立されるかもしれません。

 

ぜひ、お二人にとって幸せな生活とは何なのか、私のように世間一般の常識から
ぬけてしまうのを恐れ、無理なことを「無理です。」と言えなかったとお互いが
後悔されないよう私は強く願っています。

 

お二人にとっての人生の答えが「子供を産む」という答えだけでしょうか?

 

お二人のどちらかが数十年後、逝った時、
「あなたと出会って幸せでした…。」
と言える答えを探っていってみてください。